【前編】全作感想『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2021』
毎年恒例の秋のホラー風物詩『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション』全6作観てきたので感想放出。なんか今年は社会派ホラーが多かったです。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
毎年恒例の秋のホラー風物詩『シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション』全6作観てきたので感想放出。なんか今年は社会派ホラーが多かったです。
「このお話はあなたぐらいの年齢の子供に合わせて作られたおとぎ話ですよ~」みたいなおとぎ話はつまらなくて、そう感じさせないのが子供が夢中になる面白いおとぎ話で、『ほんとうのピノッキオ』はそういう映画でした。
かなり良かった。これは間違いなく天海祐希主婦シリーズの最高峰。作品的にも演技的にも。
なにやら回りくどく理屈っぽい感想になっているがロンくんが出てくるシーンは町でのお友達探しシーンを頂点に基本的に全部泣いているので俺の感想としては「泣ける」です。
がんばれとは書いたものの別に園子温にがんばってもらいたいわけではなくこの映画の和洋折衷過去現在ごちゃごちゃ混ぜ混ぜポストモダンな世界観といちばん近いものってなんだろうと脳内をサルベージした結果コナミの名作アクション『がんばれゴエモン』シリーズだったのでこれはそのダジャレです。
メル・ギブソンがサンタ役のブラックユーモア映画とかいう浅い事前情報から脳内に形成される像は当然ながら『バッドサンタ』なのだがこっちのサンタは本物でした!
一年半も待って観るほどのものじゃないっていう下らなさも含めて007観たなーって感じでよかった。
良い映画だと思うんですけどぶっちゃけ俺にはよくわからんかった。家でスマブラでもやってろとか思う。
このDIY映画がすごい2021大賞受賞完全決定。観ろ。
これで世界が変わるぞって本気で思えることは実際に世界を変えることよりも楽しくて気持ちいいんじゃないだろうか。だからこれは創作に携わる人の理想の一日の映画なんだと思ったな。