映画感想文『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』
まったく最高な、そしてフェス映画史(また狭いな)の再考も迫られる実にアツいフェス映画でしたね~これは~。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
まったく最高な、そしてフェス映画史(また狭いな)の再考も迫られる実にアツいフェス映画でしたね~これは~。
現実世界がつらく感じたらルーニー・テューンズみたいに自由に遊んじゃえばいいじゃない。ルーニー・テューンズはプロの芸人集団なので客を泣かせなんか決してしないが俺は2回泣いたよ。
くっそー、前作はキラキラ映画の新機軸で面白かったのになー! でも天才である俺以外の愚昧な日本の大衆どもは映画に新機軸なんか求めないからなー! そんな感想。
いいですよもういいです! わかりました! 続編も観ますから、ただ続編ではもっとちゃんと加藤保憲との対決をやってね! それだけお願いします! あ、あと東京に鎮座する「あのお方」も誤魔化さずにちゃんと出すように!
俺は前のスースクが好きなのでどうしても偏った見方をしてしまうわけだが、作り直しのようで作り直しじゃない、前スースクとはあくまで相補的な関係にある新スースクって感じで、今回もとてもよかったと思います!
まさかこんな形で『ゼイリブ』精神を受け継ぐ映画が現れるとは思わなんだ。俺の中ではそれだけでこの映画を推すに充分です。偉大なる『ゼイリブ』の価値がわかるクリエイターなんか信頼するしかないでしょうが!
とにかくこれだけ言える。すごい映画だ。そしてヴィン・ディーゼルの乳首は決して透けない映画である。
サイコでしかもゴアマンと来たらどう考えてもグチャドロ地獄絵図が繰り広げられる愉快な映画だろうとしか想像できないわけですが観てびっくりPG-12指定の名に恥じない家族みんなで楽しめる朗らか特撮ファミリーコメディ。
前作がカートゥーン界の老舗ルーニー・テューンズで言うところのコヨーテ&ロードランナー回みたいなルール無用の殺人的ドタバタ編だとするなら今回はパロディと風刺とブラックユーモアとメタフィクションが激盛りのダフィー・ダック回。やりたい放題で最高。
こうまでバカスカとネタバレしろとか本気でツッコンでこいと言わんばかりの超展開で挑発されればそれは当然感想吐き出しの形で買うわけだが勝つためにはノーネタバレ、ノーツッコミで行くしかないでしょうが!