カナザワ映画祭2024ちょっとだけ行ってきた感想文③
気力体力の限界により三回にわたってお送りしてきたカナザワ映画祭2024感想文、ついに完結!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
気力体力の限界により三回にわたってお送りしてきたカナザワ映画祭2024感想文、ついに完結!
いかん前回から10日ぐらい間が空いてる。このままでは未完のまま年をまたいでそのまま忘れそうなので慌てて書くことにしますカナザワ映画祭2024感想その2。
おもしろかった。このグロテスク趣味とカーニバル的空間!ロシア映画の伝統ですな~。
みんなにも観て欲しい! 観て心から後悔してほしい! 本当にヒドい映画は文章化できない!
これはあれだね『箱男』の映画化というよりは『箱男』を含む安部公房の様々な作品をミックスして1本の映画にした感じ。なかなか手強いが全ジャンル横断型の良い映画でした。
ミニオンズものにしては今一つ盛り上がらず煮え切らない、もしかすると『怪盗グルー』シリーズ最終作かもしれない映画っぽい気がした。
ノリノリのゴア映画を期待するとあんまり面白くないんじゃないかと思われる映画だが、ベトナムの現状を露悪的に戯画化した社会風刺の映画であると念頭に置いて観るとたぶん面白いぞ!
アマプラとかによくある海外のC級以下のサメ映画なんかよりもよっぽど面白い!サメ映画というか昭和ガメラみたいな怪獣映画だが!
これだけ愛を感じる映画ならもはや面白いとかつまんないとかどうでもいいのでどうでもいいです。イイ映画だ。イイオタク映画だった。
ベトナム戦争!クトゥルー神話!旧約聖書!もののけ姫!ゴタゴタ混ぜ混ぜで壮大な血みどろファンシー戦争映画でした!