映画『マルケータ・ラザロヴァー』限界感想文
映画の内容にはまったく触れない限界感想文なのでご理解の上ご覧下さい。
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
映画の内容にはまったく触れない限界感想文なのでご理解の上ご覧下さい。
相変わらずギャグも音楽もセンス良し、なんだか盛り上がりに乏しい気もするが今回はチルアウト編ということでリラックスしてまったりと楽しみましょう。
多彩な撮影技法を駆使した映像は幻惑的で面白いし現実と虚構の境が次第に曖昧になっていく展開を見れば細かいところまでしっかりアタマで考え抜かれた映画であることもわかるが、サブカル臭が鼻につく。
映画の感想っていうかギリアムのトリビアのコーナーになってしまった。
面白かったのは『SIDE:A』の方だが、力作と言えるのはこの『SIDE:B』の方じゃないだろうか。なかなか真摯なドキュメンタリーだと思います。
直接的に描かれているのはドンバスの親ロシア派勢力支配地域だが批判の矛先はそれを通して像を結ぶプーチン体制。嘘ばかりついていると身を滅ぼすぞというたいへん教育的なコメディでした。
イメージフォーラムでやってる偉い賞を取ったとか取らなかったとかなアート映画を二本観てきたのでまとめて感想二本立て。
だいぶイビツな映画だけど寓話として観れば物語に筋を通すことはできるし、雑なところも目立つが拘ったところも目立つ、ってわけでなんだかんだ面白く観られた。
蜷川実花映画は大映特撮のようなものなので温泉感覚で楽しめる映画でした。
面白すぎる異常テンションの香港映画だが面白いばかりではなく強いメッセージもあるかもしれない。