奇跡の劇場公開映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』感想文
いやぁ~『山猫8』、良かったですね映画館で観て。家で配信とか使って観てたらこんなの開始10分で停止して別の映画に乗り換えてるので。そこがイイんだよ!
アンチ・シネフィルなゆるふわ系にわか映画ブログ。
いやぁ~『山猫8』、良かったですね映画館で観て。家で配信とか使って観てたらこんなの開始10分で停止して別の映画に乗り換えてるので。そこがイイんだよ!
まぁ色々思うところはありますがトータルの感想としてはナオミ・ハリスに甘えたい、これです。これでした。ありがとうございました。
このテンプレ合衆国アクションと無自覚的な愛国的合衆国批判の融合がつまらないというのならいったいどんな映画が面白い映画といえるのかというぐらいにはお気に入った。アカデミー賞100個あげたい。
まぁ観たからには感想書くけど取り立てて書くこともないというのが本音。別につまらないわけじゃないが面白いわけでもない。そんないつものネッフリ映画。
ちょうどいい。実にちょうどいい。こういうやつが観たいなぁ~っていう時の「こういう」にドンピシャで入ってくる映画だ。完璧に『セブン』のパチモノだがパチモノとして一級品と言っていいだろう。なんだか語義矛盾のようですが。
ホストと土方とヤンキーとヤクザ。ダンスとケンカとヤンキーアクション。隙あらば飛び出すシャンパンコール。愛と仁義と下剋上。コミカルに演出しているとはいえ話がVシネなので前作劇場版のようにキラキラポップな観るアッパードラッグ映画ではないが、今回も唯一無二のEXILEスタイルの映画でしたな。
観たこともないような光景を見せてくれるのも映画の醍醐味かもしれないが、観たことしかないような光景を見せてくれるのもまた映画の醍醐味だ。こういうのが観たかった。映画館ならよくできた佳作、午後のロードショーなら傑作なニコケイ映画。
デ・パルマほどの監督でも仕事ないのかなって切なくなる。まともな仕事が来ない同士でデ・パルマ×セガールのタッグ作、絶対ないと思うけど待ってます。
良い映画だった。フィルマークスとかだとたぶん平均2.5点ぐらいの映画だと思いますが俺マークスでは80点満点中の110点フレッシュです。トマトも混じっているな。どうせトマトメーターも腐ってるだろう。
掘り下げは浅くとも濃いキャラばかり。チャン・ロンロンはかわいくてミラ・ジョヴォヴィッチはかぁっこいい。無意味でふざけたカーチェイス&クラッシュとかパルクール・アクションとかバカで派手な見所いっぱい。これは大プッシュしたい香港コメディ。